当院のこどもの矯正治療症例をご紹介します。おとなの症例はこちら。
前歯が反対咬合の7歳男児
前歯が部分的に反対咬合になっている7歳の男の子です。
反対になっている部分は上下とも永久歯ですので、このままでは自然に治る可能性は低いと思われます。
また、この状態を何年もそのままにしてしまうと、骨格の正しい成長を阻害する恐れもあるため、早期の改善が望ましいです。
この患者さんの場合、右上真ん中の前歯が内側に入り込んでいることが原因であるため、
治療計画としては、この歯を外側に動かすことにより噛み合わせの改善を図っていきます。
そこでこのような装置を作製しました。
右真ん中の歯を外側に動かすように、拡大ネジを仕込んだ取り外しするタイプの床矯正装置です。
実際に装着するとこのような感じです。
これを毎晩就寝時に着けていただき、少しずつ拡大していきます。
その後、徐々に歯が動いていきます・・・
半年経過したところです。
歯が動き、噛み合わせが改善しています。
ここで矯正治療終了です。
終了後さらに半年後の様子です。
後戻りもなく安定しています。
症例の概要はこちらです。他のこどもの症例はこちら。
| 治療方法 | 上顎拡大床による前歯前方移動 |
| 治療期間 | 6カ月（1カ月ごとに来院） |
| 抜歯部位 | 抜歯なし |
| 費用 | 総額2万円（税込み） |
| リスク等 | ・ブラッシング不良により、むし歯及び歯肉炎が生じることがあります。 |
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